[ 第2回信州なかがわ森林フェスティバルを開催しました ] 2020/02/15

第2回信州なかがわ森林フェスティバルを開催しました
澄み渡った冬晴れの下、2月11日に第2回信州なかがわ森林フェスティバルが中川文化センターを会場に開催されました。陣馬太鼓の勇壮な演奏に続き、オリンピックイヤーの今年、謎の聖火ランナーの森林太郎さんがウッドストックから走って来て、焚火に点火してオープニングイベントの始まりです。

開会式では姉妹町村提携している北海道中川町からいただいた祝辞が披露されました。
「第2回信州なかがわ森林フェスティバルの開催、また記念すべき第1回KIKORI丸太レースの開催、誠におめでとうございます。まもなく40年を迎える中川村と中川町の友好の歴史に、また一つ確かな絆ができましたことを大変うれしく感じております。これから、ともにフェスティバルと祭、レース、町と村を発展させ、いつかKIKORI丸太レースの日本一を決めるべく、両町村で頂上決戦を開催いたしましょう。最後になりましたが、2月23日に第7回を迎える当町のきこり祭のKIKORI丸太レース、きこりの部にはまだ若干の空きがございます。中川村の皆様のエントリーをお待ちしております。それでは大会の盛会と皆様のご健勝をご祈念し、祝辞に代えさせていただきます。北海道中川町長 石垣寿聰(ひさとし)」

会場内には薪火を使ったジビエ料理や、数々の屋台、大工さん達による丸太ゲートの組立て実演、木工作品の展示販売、森の絵本の読み聞かせライブ、様々なワークショップなど多彩なコーナーやブースが並び、約600名の来場者で賑わいました。




第2回信州なかがわ森林フェスティバルを開催しました
この日のメインイベントは初開催のKIKORI丸太レース。北海道中川町のきこり祭で行われている伝統競技の中川村版です。100kgほどの丸太をトビやロープを使って約80m曳くトーナメント戦です。職場仲間や同業者、ご近所さん、あるいは親子などで構成した多彩な11チームのエントリーがありました。白熱したレースを勝ち抜いて優勝したのは「チーム北林2」。決勝までの4試合を戦い終えた直後はさすがに息も絶え絶えでしたが、見事に初代チャンピオンに輝き、里山券30,000イーラ(30,000円相当の地域通貨)をゲットしました。参加者の皆さん、お疲れさまでした。



第2回信州なかがわ森林フェスティバルを開催しました
こちらは視聴覚室で行われた「山里の聞き書き発表会」。山や野良の恵みを享受しつつ、ないものねだりせず、あるものを知恵と手業で活かし尽くして暮らしていく。そんなちょっと昔の山里に暮らす知恵と手業と誇りを今こそ伝えていきたい、今なら伝えられる、と企画した書籍「山に生き、里に暮らす」がこのたび発行されました。この書籍は9人の高齢者の話し手が語るそれぞれの人生を、8人の聞き手がまとめたものです。この日は聞き手が印象深いくだりを読み、話し手が説明を加えるという心温まるやり取りがあり、編集を担ってくださった清藤奈津子氏(NPO法人山里文化研究所理事長)のミニ講演「山里に魅せられて」も行われました。
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